理容鋏の研ぎ

鋏の裏が酷く狂ったものは裏スキをする必要がある。

理容鋏の場合、直径200ミリほどの丸い回転砥石で、裏のひぞこを作り直す。こうすることで、鋏の2枚の刃が1点で交差するようになり、髪の毛が切れる。

裏スキが必要なほどに痛んだ鋏は滅多に無く、ほとんどの場合、5000番程度の仕上げ砥石による裏押しのみで、切れるようになる。

鋏の裏をスクことは、鋏を大きく削ることになるので、不要な裏スキはせずに裏押しのみで、修正するのが良い場合がほとんどである。

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